全英女子OP 渋野日向子選手優勝、日本人2人目42年ぶりの快挙! 2019年08月05日
2019年8月1日~4日まで行われた第43回全英女子オープンにおいて、渋野日向子選手が最終日最終ホールでバーディーパットを沈め日本勢としては42年ぶり、樋口久子プロ以来2人目となるメジャー優勝を果たした。
2位と2打差の首位で迎えた最終日、3番でダブルボギーを叩き、5番が終わった時点で5人が首位に並ぶ大混戦となったが、10,12,13,15番でバーディーで17アンダー、2位となったリゼット・サラス選手が先に17アンダーでホールアウトした後の18番で、緊張した様子もなくバーディーパットを決め18アンダーで優勝。初めてのメジャー大会、初めての国外での大会出場で世界の頂点に立った。
渋野日向子選手は岡山県出身。RSK山陽放送所属。8歳からゴルフを始め、2018年7月に2度目でプロテストに合格した1998年11月生まれの20歳。お菓子が大好きで笑顔の絶えない選手。2019年度はワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップでツアー初優勝、資生堂アネッサレディスオープンで2勝目をあげた。世界ランキングが46位から14位に浮上し日本人2位につけ、東京オリンピックの出場圏内に上り詰めた。
世界的に無名だった渋野選手のプレー姿勢を海外メディアも大絶賛、シンデレラスマイルなどと注目され一躍国内外で時の人となった。国内ゴルフ業界からも賞賛の声が上がり、一般ゴルフファンならずともプレー中に食べていた駄菓子が脚光を浴びるなど一大ブームになりつつある。