全国で営業中のゴルフ場は2140コース 2022年05月17日
全国営業中のゴルフ場は2140コースを数え、昨年同期より11コース(0.51%)減少。平成16年の2356コースがピークで今年4月末との比較では216コース(9.2%)減少している。
都道府県別では、千葉県が158コースで1位、兵庫県が152コースで2位、北海道144コースで3位、栃木県が119コースで4位、茨城県が113コースで5位となり、最下位は島根県の8コース。
令和4年4月中旬の段階で暫定閉鎖ゴルフ場数は全国で61コース、昨年同期比8コースの減少。
最多は7コースの北海道・福島県・栃木県、群馬県・兵庫県・岡山県が5コース、山口県4コース、茨城県・千葉県・新潟県・長野県が3コースと続く。東西では東日本が多い。
この1年間では、福島県・群馬県・千葉県・山口県・大分県・沖縄県で各1コースの計6コースとなった。
タカガワグループの周防CC(山口県)は2月末に閉鎖。用地売却で太陽光発電所を建設予定。
昨年12月閉鎖の湯布院CCレークサイドコース(大分県)は親会社が九州電力で、コース跡地で自熱発電利用できるか調査中。
復興道路建設に伴う工事で昨年4月より営業を一時休止しているJGMセべバレステロスGCいわき福島県)は再開場を断念、グループコースへの切り替えも案内。
デイスターCC(千葉県)は昨年12月末で営業を終了。所有・運営企業である茨城グリーン開発㈱は、ゴルフ場運営目的の新法人むつざわゴルフパーク㈱を会社分割にて設立。ゴルフ場として再営業の可能性を残している。
また、コースの大幅改造・改修工事でクローズしているゴルフ場が2か所ある。
ザ セイントナイン 東京(千葉県)は27ホールから18ホール規模へ改修、1月よりメンバー限定で18ホールプレーを受入。
鳴尾GC(兵庫県)は今年1月~9月までクローズ、グリーンのサンド化の改修工事実施。
他には、オリオン嵐山GC(沖縄県)は3月末で営業終了。クラブハウスは使われる模様であるが、芝生の多くは撤去し自然を活用したテーマパークとして再整備する計画のよう。