㈱平和、2022年3月期はゴルフ場事業貢献大により増収増益 2022年06月06日
ゴルフ場事業のパシフィックゴルフマネージメント㈱を完全子会社とする㈱平和は、2022年3月期の連結業績を発表。同期の売上高は、1215億5800万円(前年同期比12.8%増)、営業利益102億3500万円(92.7%増)、当期純利益21億9300万円(153.5%増)と増収増益となった。当期純利益では、遊技機事業において希望退職制度を実施し特別退職金として21億4500万円を特別損失に計上。
経営成績は、コロナの関係で遊技機業界はホール経営状況は厳しく売上高は362億4900万円(8.9%増)も6億700万円の営業損失だったという。ゴルフ業界は売上高は853億800万円(14.6%増)、営業利益は132億8000万円(74.2%増)と大幅に前期を上回った。
2023年3月期の連結業績予想は、売上高1380億円、営業利益207億円、経常利益200億円、親会社株主に帰属する当期純利益は133億円と予想。
2022年3月期の146ゴルフ場の来場者数は873.5万人で83.2万人増、顧客単価8764円で463円増。来場者数の大幅な増加はゴルフが感染リスクが比較的低いレジャーとして認知が向上したことや天候に恵まれたこと、前期・今期取得のゴルフ場の貢献によるものだという。