7月18日に関東甲信・東海地方梅雨明けで、ゴルフ場の熱中症対策高まる! 2024年07月22日
関東甲信・東海地方梅雨明けで、ゴルフ場の熱中症対策高まる!
気象庁は7月18日に関東甲信・東海地方の梅雨明けを発表した。
関東は平年より1日早く、昨年より4日早い梅雨明けとなった。
7月前半に「暑さ指数・WBGT」が「熱中症警戒アラート」が出される
33を超えたる日が続き、救急搬送も昨年の倍を数える件数となった。
(1527人➡3590人)
環境省によると、7月1日~7日にかけて全国11都市については、
3~7日にかけては、平均「暑さ指数・WBGT」は3度程高くなった。
東京で「暑さ指数・WBGT」が7月3日~7日まで連続が33となり7日は35に到達した。
「暑さ指数・WBGT」が35を予想される日は「特別警戒アラート」が
発表される予定だが、7月7日の文京区では暑さ指数が35を付けた。
※ゴルフ場の取り組み
霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉)
「暑さ指数・WBGT」が33になったら、プレーを中止して頂くますと案内。
名古屋ゴルフ俱楽部(愛知)
「熱中症特別警戒アラート」が発表された日は、追加ラウンドの禁止からラウンドの中止に変更した。
愛知カンツリー倶楽部(愛知)
テスト運用で「プレー中にシャツの裾を外に出すことで体温の上昇が4度程低く抑えられる」との
実験結果もあり、7月1日~9月30日までの期間可能とした。
※男子トーナメント
8月開催の男子ツアーで一部短パンが解禁される。
※環境省・熱中症予防情報サイトより
暑さ指数「WBGT(湿球黒温度):Wet Bulb Globe Temperature)」は、
熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指数です。
単位は気温と同じ摂氏度で表示されますが、その値は気温とは異なります。
暑さ指数「WBGT」は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指数で、人体の
熱収支に与える影響の大きい⓵湿度、⓶日射・輻射など周辺の環境、⓷気温の3つを
取り入れた指数です。
※暑さ指数「WBGT」の使い方
日常生活に関する指針
暑さ指数「WBGT」 注意すべき生活活動の目安 注意事項
危険 全ての生活活動でおこる 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大い。
(31以上) 危険性 外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒 同上 外出は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
(28~31未満)
警戒 中等度以上の生活活動 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
(25~28未満) でおこる危険性
注意 強い生活活動でおこる 一般的に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には
(25未満) 危険性 発生する危険性がある。
運動に関する指針
気温 暑さ指数 熱中症予防運動指針
(参考) (WBGT)
35度以上 31以上 運動は原則禁止 特別の場合以外は運動を中止する。
特に子供の場合には中止すべき。
31~35度未満 28以上 厳重警戒 熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい
31未満 (激しいう運動は中止) 運動は避ける。10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。
暑さに弱い人※は運動を軽減または中止。
28~31度未満 25以上 警戒 熱中症の危険度が増すので、積極的に休息をとり、水分・塩分を補給する。
28未満 (積極的に休憩) 激しい運動は30分おきくらいに休憩をとる。
24~28度未満 21以上 注意 熱中症による死亡事故が発生する可能性がる。
25未満 (積極的に水分補給) 熱中症の兆候に注意することともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。
24度未満 21未満 はぼ安全 通常は熱中症の危険は少ないが、適宜水分・塩分の補給は必要である。
(適宜水分補給) 市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。
※暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など