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ゴルフで認知症を予防! また記憶力向上に効果! 2018年04月26日

 国立研究開発法人「国立長寿医療研究センター」が中心となり、関東ゴルフ連盟など関連団体でつくる「ウィズ・エイジングゴルフ協議会」(東京大学及び、杏林大学医学部も参加)が共同で『ゴルフによる認知症予防効果の検証』実験の研究結果を3月23日に発表しました。
 研究の具体的な概要は、65歳以上のゴルフ未経験(年1回以下の人も可)の男女106人を募集します。ついで、ゴルフの指導を受けるグループ53人と、基本的に運動をしない健康講座のみのグループ53人に分けます。期間は、16年10月~17年4月の6ヶ月間で全24回開催(週1回)。

 ゴルフ指導グループは、最初は90分の練習セッションを14回、その後2時間のコースセッションを10回行いました。ほとんどゴルフをやったことのない方の参加ですので、最初はスナックゴルフから始め、その後クラブを打って練習を続け、15回目からはコースに出て数ホールずつラウンドしました。(開催地は埼玉県日高市の日高カントリークラブ)

 国立長寿医療研究センター予防老年研究部の島田部長によると、「高齢者の認知症発症の危険因子(アルツハイマー病を誘発する危険因子)は、①身体的不活動(運動不足)、②うつ、③中年期の高血圧、肥満、④喫煙、⑤糖尿病となっており、とりわけ身体的不活動(運動不足)は大きな影響をおよぼし、まず運動不足の解消が重要」との事です。

ゴルフは認知症予防とあまり関係ないと考える人が多いと思いますが、実は非常に素晴らしい効果が得られます。ゴルフは当然身体的な運動を主体とし、そのホールで何回打ったか思い出すことにより記憶が活性化し、打つ時には風向きや風の強さを考慮し、ピンまでの距離の計算と使うクラブの選択などプレーをしながら考え、また同伴者との交流を交えながらの社交スポーツで認知症予防の様々な要素を含んでおります。

実験が終了した後に、認知機能検査を実施して2つのグループを比較したところ、ゴルフ指導を受けたグループは、単語記憶能力が6.8%読み上げた文章を覚える論理的記憶能力は11.2%向上しておりました。一方の健康講義だけのグループはこれらの向上は有りませんでした。

 2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症を発症する時代と言われております。弊社も、認知症予防の条件にぴったりとあてはまり、社交スポーツであるゴルフを皆様方に出来るだけ永く楽しんで頂けます様、ゴルフ会員権の仲介業務を通してお役に立てましたら、幸いに存じます。