センチュリー・シガ・ゴルフクラブ(滋賀)クラブ名を変更 2023年10月27日
センチュリー・シガ・ゴルフクラブは2023年(令和5年)10月20日付で、クラブ名をセンチュリー・ゴルフクラブに変更。
前経営の(株)センチュリーは6月1日に特別精算開始を申請。
ゴルフ場事業を会社分割にて設立した新会社リクレスト(株)に承継して、会員には預託金・入会金の負担なしでプレー権を確保し、ゴルフ場の運営を続ける方針を掲げている。
センチュリー・シガ・ゴルフクラブは2023年(令和5年)10月20日付で、クラブ名をセンチュリー・ゴルフクラブに変更。
前経営の(株)センチュリーは6月1日に特別精算開始を申請。
ゴルフ場事業を会社分割にて設立した新会社リクレスト(株)に承継して、会員には預託金・入会金の負担なしでプレー権を確保し、ゴルフ場の運営を続ける方針を掲げている。
※センチュリー・シガ・ゴルフクラブが特別清算開始命令をうけ再建を目指す
2023年
6月1日に大津地裁へ特別清算を申請していた株式会社センチュリーが
6月23日に大津地裁より特別清算開始命令を受けた。
6月24日に債権者説明会を開催した。
これまでの流れ
2001年4月24日に民事再生法の適用を申請し、翌
2002年7月10日に大津地裁より再生計画の認可を受けた。
再生計画は、預託金債務は2割をカットしお、2012年以降に
退会を希望する会員には毎年3000万円を上限に、抽選で弁済する。
しかしながら、約42億円の預託金債務が残っており、
慢性的な債務超過状態が続いていた。
3000万円の純利益がでない時は、オーナーや関係会社などより
借り入れで賄っていた。
最近のコロナによる入場者増もあったが、負担額が大きく、
弁済は負担が大きかった。
同クラブは京都財界などの会員が多く、優良クラブとして
認知されていたが、開場して50年となり、クラブハウスや
カート道路補修、設備の修繕など今後数億円規模の資金が
必要となる。
現状、恒常的な債務超過状態となっており、金融機関の借り入れは
できない状態であり、この状態を放置していると経営破綻が
予想された。
特別清算⇒会社分割+株式譲渡
会社は解散して、特別清算手続き開始申請し、裁判所の許可を得て
会社分割によってゴルフ場の事業を新会社に継承する。
その対価として得た新会社の株式を新スポンサーに売却し
株式売却代金を原資し、会員権債権者に約10%の弁済を行う協定案を策定。
多くの債権者の賛同が有れば、弁済を実施し、清算を終結する。
スポンサー選定の条件としては、希望する会員権債権者がプレー権が継続でき
新規の追加金の負担が無い事が条件となる。また、老巧化した設備の修繕を行い
永続的な経営が出来るようゴルフ場経営とする。
※センチュリー・シガ・ゴルフクラブの元経営会社である
株式会社センチュリーが、令和5年6月1日に大津地裁へ
特別清算手続開始を申請した。
尚、ゴルフ場の営業は株式会社センチュリーが継続しており、
同社の事業は会社分割により新会社に継承し、会員には
預託金や入会金の負担なくプレー権を確保することで
ゴルフ場運営を継続する計画である。
センチュリー・シガ・ゴルフクラブは、2022年(令和4年)11月1日~2023年(令和5年)6月30日まで、名義書換を停止。
センチュリー・ゴルフクラブ