ゴルフ会員権ニュース

美岳カントリークラブ所有・経営の(株)美岳カントリークラブは、2021年11月1日より名義書換を再開。
名義書換料は正会員・平日会員とも税込で55,000円。
同社は、2020年11月6日民事再生法適用を申請、2021年5月22日再生計画認可決定確定を受けた。
再生計画案は、退会会員を含む一般債権者の弁済率は4％、認可決定確定日余栄4ヶ月経過した日が属する月を弁済月として第1回(弁済月の末日限り)が権利変更後の会員債権額の5分の2、第2回(2年後)・第3回(4年後)・第4回(6年後)は5分の1ずつ返済。
継続会員は、96％免除後の4％が新預託金となり、再生計画案認定決定確定後にすべての会員は会員種別をプラチナ会員に転換できる。

美岳カントリークラブを所有・運営する㈱美岳カントリークラブは11月6日に民事再生法を申請、同日に保全・監督命令を受けた。
同ゴルフ場は2001年6月、朝日グループ内再編で朝日観光グループの運営から、㈱美岳CCや㈱美岳開発への移管など朝日コーポレーションの中で再編を繰り返した。

負債は、債権者数2800名に対し約30億9400万円。そのうち会員預託金が約29億8900万円。
新型コロナウイルスの影響で一時入場者数・売上は落ち込んだが回復、営業継続には問題ないが、2003年より実施してきた抽選償還制度による償還問題の解消は会員への任意の要請のため、償還要請圧力が高まり法的手続きによる解決を目指すこととなった。
営業を続けながら自主再建で収益弁済を目指す考えだという。