更生手続中の寄 居CC、会員への弁済率は19% 2006年06月26日
寄居カントリークラブ(18H 埼玉)を経営する(株)寄居カントリー倶楽部は、このほど会員等の債権者に更生計画案を送付した。同社はゴールドマン・サックス(GS)グループから更正法の適用を申し立てられ、昨年9月5日に東京地裁から更生手続きの開始決定を受けていた。また、スポンサーとしてGSグループが選定されている。計画案によると再建の骨子は、(株)寄居CCの会社分割を今年9月1日に行い、同社のゴルフ場施設を含めゴルフ場事業の全部をGSグループのスポーツ振興(株)が承継する。また会員のプレー権と預託金の内の19%、それに弁済をスポーツ振興(株)が承継する。その後、(株)寄居CCはゴルフ場事業外の資産を整理(整理時に余剰金があれば債権者に追加配当も、会員への追加配当はほぼゼロとみられる)した後に清算される。
寄居カントリークラブ