ゴルフ会員権ニュース

(株)アーバンコーポレーションは子会社を通じて経営･運営する全てのゴルフ場の売却を終了した。　100％子会社の(株)アーバンクラシックを持株会社としてゴルフ場事業を展開してきたが、その株式をエーシーキャピタル(株)に11月6日付けで売却した。エーシーキャピタルが取得したゴルフ場は北海道クラシックGC、北海道クラシックGC帯広、北海道GC、帯広白樺（以上北海道）、富士クラシック（山梨)、阪奈（大阪)の6コース。他、白河国際CC、郡山熱海(以上福島）の2コースの施設保有会社2社の株式は(株)カネキに11月5日付けで売却。尚、株式の売却ということで会員の権利義務や従業員の雇用などに変更は無い。

昨年１０月７日に東京地裁に対して特別清算手続きの開始を申し立て、同月１４日に開始決定を受けた７コースを経営する成井農林（株）の債権者集会が９月２７日に東京の九段会館で開かれ、同意多数で協定案が可決した。決議結果は、総債権額約４１２億円の内、８７％に当たる３５８億円の同意、出席債権者数では４７２４名の内、９８％に当たる４６３１名の同意で、特別清算の可決要件を満たした。白河国際ＣＣ（３６Ｈ　福島）、郡山熱海ＣＣ（１８Ｈ　福島）、帯広白樺ＣＣ（３６Ｈ　北海道）、北海道クラシックＣＣ（１８Ｈ　北海道）、北海道クラシックＧＣ帯広コース（１８Ｈ　北海道）、北海道メイプルＧＣ（１８Ｈ　北海道）の計６コースのスポンサーは、東証一部上場の（株）アーバンコーポレイションで、ＪクラシックＧＣ（１８Ｈ　徳島）のスポンサーはシンクス（株）となる。