ゴルフ会員権ニュース

中津川カントリークラブは名義書換に関する規約の細則を11月1日付で改定。　メインの改定は入会預託金制度の廃止。他に、2親等以内に譲渡した場合の名義書換料は第三者譲渡の半額、また在籍5年以上の平日会員が正会員に転換する場合の名義書換料は正会員の半額と定めた。　同CCは入会預託金制度の廃止による名変手続費用軽減で名変件数の増加を見込んでいる。また、新規入会者増加でクラブが活性化し、会員権相場のアップも期待できるので会員の退会防止にもなるとみている。現会員数は正会員2293名、平日会員321名。

中津川カントリークラブは閑散日に27ホール中9ホールと18ホールに分離独立させて営業、その集客対策が効果をあげている。どちらかというと人気薄のWESTコース（9H）を2回ラウンドする「WEST×2」の日を平日に設け、アウト・インは18Hのプレーとなる。今年は6月26〜29日、7月は4、26、31日に実施。　平日のセルフプレーの通常料金は食事つきで1万2190円であるが、WEST×2の料金はほぼ半額の6890円（キャディ付はプラス3518円）とする。アウト・インプレーは通常料金。　同CCでは予約を3ヵ月前より受付ており、予約状況を1ヵ月半〜2ヵ月ほどみて27Hが満杯にならないと予想した日をWEST×2にする。告知方法はハウス内の掲示とホームページだけだが注目されているので早めに満杯になるという。

中津川カントリークラブは「ゴールド会員制度」を設立、移行手続を開始した。「ゴールド会員制度」とはいわゆるＯＢ会員制度で、同CCに5年以上在籍している70歳以上の正平会員が配偶者・子・孫･兄弟･姉妹に会員権を譲渡した場合にゴールド会員として同CCでプレー出来る。　ゴールド会員は、年会費無料、会員と同じプレー料金、クラブ競技の開場記念杯と新年杯に出場可、ハンディキャップ取得可などのサービスが受けられる。名義書換料は第三者譲渡の半額。譲渡を受けた会員が退会した場合は資格を失う。　同CCでは、会員の平均年齢が上がり来場回数減少、スリーピング会員の増加・退会が目立ってきたため次世代によるクラブ活性化を促すため同制度を発足。会員権価格の下落防止・会員権償還防止などの目的もあるとしている。