ゴルフ会員権ニュース

サザンクロスカントリークラブでは開場60周年記念の新規入会キャンペーンを実施、期間限定で名義書換料を減額する。
会員権の売買を活性化し、若い方やアクティブにゴルフをする方の入会を増やすために行うという。

期間は2021年（令和3年）2月1日～12月31日まで
　　＊状況により中止とする場合あり

名義書換料（税別）
正会員　　　300,000円　→　150,000円
　　＊名義書換は年会費完納が条件

サザンクロスカントリークラブの施設所有会社である国際伊豆観光(株)は吸収分割により経営の(株)サザンクロスの全事業に関する権利義務を承継する。　国際伊豆観光(株)の58期決算では株主資本2632.1万円マイナス、利益乗除金は8070.1万円マイナス、当期純利益は51.6万円のプラス。(株)サザンクロスの42期決算では株主資本は4億9396.8万円のマイナス、利益乗除金は5億4196.8万円マイナス、当期純利益は184万円プラス。両社は18年8月21日再生手続終結の決定を受けている。　今回の合併は、もともと一緒の会社で合理化とともにわかりやすくするために1本化することにしたと説明。時期は11月前半の予定で会員の権利に変更はない。

サザンクロスカントリークラブは開場50周年記念キャンペーンとしてマスター会員制度を導入、申込は1月1日〜12月31日まで。　マスター会員は、満60歳を超えた在籍2年以上の個人会員で配偶者や二親等内血族・姻族に正会員権を譲渡する方が対象。名変料は15.75万円でマスター会員登録料は5.25万円。年会費はマスター会員1.05万円、譲受会員3.15万円。マスター会員は正会員と同じプレーフィで月例競技参加やＪＧＡハンディキャップ取得の権利がありマスター会員証を発行。譲受会員が退会した場合でも権利を生涯有する。　一方、同クラブはサザンクロスリゾートとして営業しており、今年から夫婦・カップル向けの平日限定日帰りゴルフプラン「2人だけのプライベートプラン｣の案内を始めた。ロッカールームの代わりにプレーの前後に温泉付ゲストルームを利用、ティーサービスと京都祇園のデニッシュパンのお土産付で1名当たり1万5000円（ランチ付・プレーは2サム保証）。部屋は夜10時まで利用でき、プラス4000円で宿泊もできる。

サザンクロスカントリークラブは、16番ロングの改造、9番ミドルの延伸など改修工事終了後、コースレーティングの査定を受け71.4を取得した。これまでのレートは67だったが再査定によって4.4ポイントもレートアップ。現在ブルーティ（バックティ）だとベントグリーンで6376ヤード、コウライグリーンで6111ヤードとなり難易度も増したという。　一方、ホテルも4階客室の内装、水周り、空調設備など全面的にリニューアルした。4階客室は全室禁煙、インターネット使用可。宿泊料金は3階客室（室内喫煙可）より3000円高いが、各部屋で室温調節ができるようになったことなどにより、利用状況は好調。　また、同クラブでは毎月入場者の25％を女性客が占めていることから、アロマテラピーやヨガなど女性向けの集客対策も行っている。

サザンクロスカントリークラブは１月１日より名変を再開した。名変料は正会員３１．５万円、同一法人内１５．７５万円、入会には会員１名の推薦保証、印鑑証明、誓約書が必要。現在の会員数は正会員のみで１３００名強となっている。

サザンクロスカントリークラブは３月１日から新規会員を募集する予定で、２月２１日から今年１２月３１日まで名変を停止する。　同クラブは匿名組合会員制で、会員はサザンクロス会員組合と匿名組合契約を結ぶ。３月１日から開始する縁故募集の金額は１８１万円で、内訳は同組合への出資金１６０万円と入会金２１万円。