ゴルフ会員権ニュース

南富士カントリークラブ（静岡）営業終了のお知らせ
　　南富士カントリークラブは２０２４年９月３０日をもって４６年間のゴルフ場の営業を終了した。
　　閉鎖後の２０２４年１０月１日からアウトコースは富士環境保全公社に譲渡され　
　　ゴミの最終処分場となる予定である。
　　インコースは富士市に譲渡の予定である。大規模太陽光発電所（メガソーラー）転用を防ぎ
　　「富士山麓の環境保全と共生ビジョン」を策定することを目的に取得を決断した。
　　用地の活用については、「自然の復元ゾーン」や「自然との共生ゾーン」などの
　　利活用を検討している。

南富士カントリー倶楽部では、新形コロナウィルス流行でマスクが不足していることから、来場者限定で従業員の手作りマスクの販売を始めた。大人用で600円。

パート従業員が非番の日に自宅で手作りしたもので、60枚用意したという。
3月15日からの販売で、3月26日現在残り20枚となり、材料も不足していることからＰＲは控えている。

コロナの影響で、3月には750名ほどキャンセルがあったが、極端な落ち込みはないとのこと。
食事込みのプレー料金設定ではあるが、食事をしない高齢者がいたり、カートの消毒を確認する人もいるようだ。

南富士カントリークラブを経営する(株)南富士カントリー倶楽部は12月3日民事再生法の適用を申請、保全命令を受けた。当初からの借入が負担になっているほか預託金返還の請求も増えており、経営を安定し会員サービスを充実させるためにも新たなスポンサーの支援を受けて再建を目指すことにしたという。　スポンサー候補は、古旗社長が率いるゴルフ場・スキー場等の運営コンサルの(株)スポーツ・クリエイションの大株主でサービサーから南富士の債権も買い取った(株)ザイマックス。　負債は会員3000名弱の預託金を中心に約54億円。名義書換は来年1月より当面停止。