ザ・CC・ジャパン(千葉)親会社に(株)ザイマックス 2015年06月03日
法人専用の高級接待倶楽部として運営しているザ・カントリークラブ・ジャパンは、不動産会社の完全子会社になる。同CCの経営は(株)ザ・カントリークラブ・ジャパンで、東京電力・鹿島建設・三井住友銀行などの有力企業を中心に10社が各10%の株式を保有していたが、東京電力が福島第一原発事故などから所有株式の売却を希望したことが契機となり、経営基盤を強固にするためオーナー企業が必要との結論なった。 そのオーナー企業として不動産事業やゴルフ場再建に実績のある(株)ザイマックスが順次株式を取得。これまでに90%、残る10%も6月には取得予定。ザイマックスは、(株)リクルートのビル事業部からMBOにより平成12年に独立、平成23年8月に、南富士CC経営の(株)南富士カントリー倶楽部のスポンサーとなり同社の再建を成功させており、グループ2コース目のゴルフ場となる。 ザ・CC・ジャパンは、オーナーは変わったものの、ゴルフ場名や運営面の変更はなく代表も続投。前田代表は、「ザイマックスからはスタンスやコンセプトも変えず経営・運営するよう指示されている。今年行ったパートを含む96名の従業員のベースアップについてもりかいをえている」と語っている。現会員数は375社。
ザ・カントリークラブ・ジャパン